7月のお知らせ
ようやく県境を越える移動自粛も緩和され、自粛疲れを発散したいと考えている方も多いと思います。もちろん、発散することは大切なことです。しかしながら、現状、感染者数の増加が目立ち始めております。新型コロナウイルス感染症の予防対策としては、今まで同様の手洗い・うがい、咳エチケットやリスク回避をした行動を心掛けましょう。
先月、関東地方でも梅雨入りした途端に早くも猛暑日となりましたが、以後、湿度高めで気温のみ高低差のある日が続いております。マスク着用や屋内外でのお過ごしの際に、暑さに慣れないこの時期では、身体にかなりの負担がかかります。こまめな水分補給をして、熱中症予防に努めましょう。
先月は初診患者さんも多く、さまざまな心身のお悩みがありました。当院では、出来る限り皆様の訴えに耳を傾け、少しでも症状が緩和するような『はり・きゅう』療法をご提案させていただいております。症状によっては、お時間を必要とされる場合や結果に個人差が生じることもございます。どうか現状をご理解いただき、当院での施術にご参加ください。
なお、当院での新型コロナウイルス感染症の予防対策は、これまで同様に徹底して参ります。皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
7月の受付日程
7月9日(木)15時からの受付となります(午前休診)
7月23日(木)18時まで受付いたします
7月24日(金)18時まで受付いたします
その他、カレンダー通り受付いたします。
さて、今年は、本格的な夏の到来を控え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防でのマスク着用により、熱中症対策と新型コロナウイルス感染症の予防対策と二重の対策をすることになります。
そこで、日本救急医学会の呼びかけにより、日本感染症学会・日本救急医学会・日本臨床救急医学会・日本呼吸器学会の4学会で構成するワーキンググループが組織され「『新型コロナウイルス 感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言』について」が発表されました(新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症診療に関するワーキンググループ 日本救急医学会・日本臨床救急医学会・日本感染症学会・日本呼吸器学会 :令和2年6月1日)。
この提言の中に皆様にもご参考になる内容がございましたので、本文を引用させていただき、ご紹介いたします。
Withコロナの夏に5つの提言/日本感染症学会・日本救急医学会・日本臨床救急医学会・日本呼吸器学会
「適宜マスクを外して休憩も大切」と5つの提言
提言では、大きく5項目を示し、細かい解説を加えている。提言の内容は次の通り。
(1)屋内においては、室内換気に十分な配慮をしつつ、こまめにエアコン温度を調節し室内温度を確認しましょう。
(2)マスク着用により、身体に負担がかかりますので、適宜マスクをはずして休憩することも大切です。ただし感染対策上重要ですので、はずす際はフィジカルディスタンシングに配慮し、周囲環境等に十分に注意を払って下さい 。また口渇感に依らず頻回に水分も摂取しましょう。
(3)体が暑さに慣れていない時期が危険です。フィジカルディスタンシングに注意しつつ、室内・室外での適度な運動で少しずつ暑さに体を慣れさせましょう。
(4)熱中症弱者(独居高齢者、日常生活動作に支障がある方など)の方には特に注意し、社会的孤立を防ぐべく、頻繁に連絡を取り合いましょう。
(5)日頃の体調管理を行い、観察記録をつけておきましょう。おかしいなと思ったら、地域の「帰国者・接触者相談センター」や最寄りの医療機関に連絡・相談をしましょう。